いうほど不幸ではない!?:パートナーを持たない人生。
よくリア充どものクソいや既婚者がマウンティングしてくるじゃないっすか。
独身哀れ~~~~~~~~クスクス() 的な。
しかし、よくよく冷静に考えてみると、どう考えてもそれほど不幸ではないんですよ、独身って。
もちろん、借金持ちとか既に貧困とかそういう高リスクな状況な場合、かつその人が独身者だと、まるでそこに全ての要因があるかのように!!!、独身哀れ〜てなるのかもしれませんけど。
だけどさ、
お金のための経済婚(実際には未だに非常に多い!!!)って、それって、し あ わ せ なんですか???
男は金づるですか。ATMですか。そうですか・・・。
それに、パートナーに頼らなきゃ貧困一直線の人間は、パートナーの有無に関わらず、どっちみち人生ハードモードっしょ。自分で動けない人間が簡単に玉の輿で幸せになれるほど、現代は甘くないですよ。
また基本的に男性は「格下の女」にしか恋愛感情は抱かないそうです。
いやぁじつに、男尊女卑社会をよく表した傾向ですね!!!
だが女性の方も罪深く、「上昇婚」を望むのがマジョリティです。
ま、どっちもどっち、というわけですね。
そして現代は、数十年前に比べたら女性でもその気になれば「自立できる」社会です。
よく、頭の悪い方が"伝統的な〜"の文言で"女は家庭に入り〜"とかアホみたいな言説垂れてますが、専業主婦というのが、そもそもイレギュラーな形態です。上流階級を除き、戦後一時期の非常に浅い歴史しかありません。(この基本させ抑えてない奴は勉強して出直してこいっ!)
そこで、改めて思うんですけど
パートナーとは、何でしょうか?
私は当然「金づる」とは思えないし、また「妥協」の上に成り立つものとも思えません。
基本的には、いろんな意味で assortative mating =同型交配 (釣り合ってる相手との繁殖)でないと、なかなか長期の関係性は築けないように思います。
また別に、パートナーだからって、必ずしも繁殖しなくてもいいはずです。
私たちは、ヒト(Homo sapiens sapiens)ですから。
文化の価値は知っています。文化の伝承もまた、遺伝子の継承と同等か時にそれ以上の価値を持つことを、経験的に知っています。(参考:ミーム - Wikipedia )
ナーーーンテよ! 非リアのアラフォー独女がのたまいたところで
負け犬の遠吠えくらいにしか世間は思わねんだよ!!!
・・・えっと
というわけで。
パートナー選びを間違える(間違った結婚をすると)とパートナーを持たない人間(独身者)より不幸になる!、という言説をレビューしたいと思います!:
はいはーい♪完全どーい♪
要するに、良いパートナーに恵まれればそれは幸せー!!!はいごちそうさまーー。however!!!! 失敗するとパートナーを持たないより不幸になる!!!!ので。パートナーを持つって「ハイリスク・ハイリターン」な戦略なんだよん♪、て話。
このての言説って、以前からちょくちょくあり、ほんの少し前だと、独身者は不幸、という決めつけの一点張りだったと思う。こと男性においては。
しかしよくよく聞くと、独身者より、離婚者の方が不幸と感じる指数は高いこともわかってきてており、一概に独身者が不幸などと言えず、むしろ「結婚で失敗することが最もダメージが大きい」というのが現実的理解と言えるようだ。
また離婚歴のある人間の再婚率の高さも注目されるが、彼らは結局、また離婚を繰り返す可能性が高いらしい。
ちろん個々の理由はあるだろうが。芸能人とか特殊な人はよく分からないけど。それでも、「離婚しやすい人間」という傾向は遺伝的な基盤で既にある程度決まってると考えられている。
また浮気や不倫を平然とするタイプというのも、ある程度生まれ持った遺伝的基盤に起因してると考えられている。まぁどこまでそれで規定されてるかは、わからないけど。
雑にまとめてしまえば、性格の大部分は遺伝子で決まってしまう、てのは大方正しいというのが現代科学の見解である。
環境による効果についても子供の頃こそ大きくとも、年をとるにつれ遺伝子の影響の方が勝るようになると考えられている。このことは「年取ってきたらなんだか親に似てきた」、という現象として経験上よく観察されているだろう。
因みに、もしそういう、浮気性の人間に当たるという事故にあいたくなければ、友人関係を観察してみるのも手だ。浮気症の男/女は浮気症の男/女とつるむ。「友達の話なんだけどー」と不倫ネタを披露する人は警戒した方がいい。人間は基本的に類友。また友達の話、と言いながら実際には自分を投影した話をする人は意外に多い。
人は、付き合う人間で決まる。
つまり変な人と誤ってパートナーシップを結ぶと、大変な苦労をすることになるのだ。
しかし、相応しい人、素晴らしいパートナーを持てば、この上ない幸福も得られる(らしい)。
以上を踏まえれば、パートナー探しが慎重になるのは当然の帰結で、
結婚は「ハイリスク・ハイリターン」なのだ!
しかし現代では、そのハイリターンも感じにくくなってるように思う。
それで、時代の空気に敏感な独身者は、わざわざ博打のようなことをするより、あえて「パートナーを持たない人生=ローリスク・ローリターン」を選んでる可能性は高いように思う。
失敗するくらいなら、パートナーを持たない方がいい。
それは実に、合理的で、理にかなった結論である。