Madam toad's blog

オカシイのは私ではなく、この世界。

精神疾患を笑いネタみたいに捉える人はまだ多い。

なんでも話せる相手?親友?恋人?理解者?

話せることと、理解や共感を得ることは、違いますよね。

 

 

"変人"ってカテゴリにいると、

ピエロになることはできても

仲間になれるわけではないですからね。

 

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「メンヘラ」という言葉に触れたのは、もう10年以上前だけど。

当初、あれこれ私のことか!?て思ったけど。よく読んでるとどうもだいぶ違うみたいで、というかそもそも、すごい女性蔑視が背景にある言葉で、とんでもない誤解を広めてるかなり劣悪とういうか、...とにかくまぁ、ネット用語って罪深いですわ。

 

「無知の罪」というのは、実際にあるもので。バカにしてすむことではなくて

 

とにかく、精神疾患を取り巻く現状には誤解がすごく多い。

 

仕方ないことだとは思うが

ほとんどの人は鬱、精神疾患は他人事、どう接していいかもよくわからないし、

できれば関わりたくない。

 

もっと酷い場合

そういうのは弱い人間が患うとか、バカだからとか、とにかく"自分より下の人間の問題"であると差別化して、

その都合のいい幻想に基づく相対化により、「奴らに比べて自分はえらい」と自身を慰める道具にしてる。

 

 

そしてこういう心理を持つ人も、普段はいい人で、良き隣人、良き父、良き社会人、

そう、他の面では極めてまともな、善人だったりする。

 

 

だから 厄介なのだ。

 

時代は変わり、そのような誤解は減っただろうか?

 

いいえ

 

誤解は減らない。その形が変わっただけ。

 

 

 

非定型鬱とかの登場で、精神科にかかるハードルは下がったとは思う。

 

だけど、それを追い抜く形で社会の息苦しさは進んでいき

患者も増えて病気の分類も症例もより混沌となり・・・

 

"普通"のハードルは日々増すばかりで

 

逆に

面倒くささ、生きにくさは増すばかり。。。

 

 

 

「精神病一般、メンタルヘルスに対する偏見」

 

いまだにこれは日常だ。

 

 

 

 

誰にも理解されず苦境を強いられている

 

 

 

もっと、狂ってしまった方がいっそもっと変になっちゃった方が

生きやすいのでは?

 

そんな悩みに何度もなんども晒されても

それでも

 

必死に這い上がって

 

 

こうして戦ってる人間は

きっと世の中にたくさんいる。

 

 

 

自殺者は氷山の一角でしょう。

 

予備軍はたくさんいるでしょう。

 

  

人とちょっと違う脳の気質を持って生まれた人間の孤独を

理解できないからと言って

 

ないもの扱いしないでほしい。

 

 

 

「普通だよ」

「誰だってそうだよ」

 

このような、善かれと思って"普通の人"が吐き捨てる言葉が

 

なんの慰めにもならない人間は一定数確実にいる。

 

 

 

 

せめて

わかってないという事をわかってもらえたらな

 

とは思う。

 

 

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