古巣を悪くいう人。
結論から言うとこういう人はダメ。
結構いますね。
辞めた会社とか、組織、研究業界だとラボや大学や研究機関、、、
あと元恋人とかも。
悪く言うことで自分の評判落としてるって、な ぜ わ か ら な い !!??
とにかく、この手の人物でまともで良識に満ちた人に会ったことがありません。
年齢性別カンケーなく。総じて精神年齢が低いっ!
おそらく甘やかされた育ちの人なのではないかと勘ぐってしまう。親が過保護とか。わがままワンマンが許される環境に長く居過ぎたとか。
それでもバカでなければ大人になる過程で嫌でも学ぶと思うんだけど。まぁ、社会知のない人間ってアラサーアラフォーどころか還暦過ぎようがないので。
そりゃあ、不満がないなんてことはないよ。誰だってないだろう。
どこに行ったって多かれ少なかれ、小さなことから大きなことまで色々あったりはする。
だけど、逆に言えば自分だってそうだろう。全ての人にとって「良い人」であるわけがない(もしそうだとしたらその「良い人」は「ドウデモイイ人」で褒められた話でもない)。
イライラする人もいるし。上司とはぶつかるし。そう、上に対する不満ってのは一生懸命な人ほど抱え込みやすかったりする。そしてまた、その相手も同じように感じてるかもしれない。
実際に、オワッテル組織ってのもあると思う。
だけどそんなとこは自分から早々に去れば良いわけで。ズブズブ身を置く意味もない。
去ったら過去の話。
過去を責めても何も始まらない。
オワッテル所なら勝手に自滅する。ほっときゃいい。
法的措置が必要ならとればいい。
何れにしても引きずったら負けだ。マイナス感情は自分を幸せにしないから。
それより、
何を学んだか、と建設的な方向に消化しないと、意味がない。
だって、嫌な場所だった、嫌な相手だったとしても、少なからず自分の貴重な「時間」を消費したのだから。そしてそれはもう、決して取り返せない「時間」なんですよ?
それにさ、一度は自分を受け入れてくれた相手、組織に対して、ただただ悪態つくのは、やはり失礼ではないかな?
去ったから関係ないと?
いや、どこで聞かれてるかわからないよ。特に同業者は。
もっとわかりやすい例を言えばさ、同じ女として元カノを悪くいう男なんて嫌なイメージしかないんだよ。だって、やがて自分も同じ目にあう可能性大だから。(自分は違う!なんて傲慢な考えに浸れるほど脳みそお花畑じゃないんで。)
それとまぁ、これは個人的な思いなのだけど。私のようにいろんな思いをしてくると、"自分を拾ってくれた組織・人"と言うのにはやはり有難さの方が先に来るんですよ。
その後仲違いしてお別れしたとしても、とにかくあの時は拾ってくれて助かった、と言う恩義だけは残るんです。
確かに私は、おそらく達観してる方のタイプだと思う。
だけどねぇ、やっぱり古巣にいつまでも文句垂れてる人って「恵まれた環境が用意されて当たり前」って思い込んでんの!?というか…
もちろん、”拉致さられた先”とか"異国に占領された地"とかイレギュラーすぎる話は別だけど。
自分が世界の中心!、って思っていいのは赤ちゃんだけでしょ。
家庭の外に出たらそこは自分のために用意された世界ではない。みんなの世界だもの。
辛いこともあったし、どうしても納得できなかったので、自分は去ることを選んだけど、でも「いい経験させてもらえた」
そう思える人が、どんどん伸びてく人ではないだろうか。
だいたい本当に気に入らないなら、自分で思うユートピアを築いてみろ!起業してみろ!て話で。
それがどんなに大変なことかも想像すらせず、あそこはダメだとかアイツらはダメだとか、やたら他者を悪く言う。
そういうマイナスオーラ全開の人にも最初は支援の手や同情で寄ってくる人もいるかもしれない。しかし、それも若いうち、また本人に謙虚さが残ってるうちだけだろう。やがて"まともな人"から去って行き、残ったのは似たような人種で。最後は我儘を壁に向かって言い続けるのだろう。
人の行いというのは、けっこうその人に返ってくる。
もちろん「運」が大きく絡んでることもあるみたいだけど。
だけど、
気持ちの持ちようで改善できることも沢山ある。私はそう信じている。
どんな人生を生きたいか、どんな晩年を過ごしたいか、
どうせ最後は死ぬんです。誰でも死ぬ。死は平等に訪れる。
最期の最後に、恨みに思う人の顔なんか思い浮かべたくないと思いません?
古巣は最後はこの世、娑婆だ。
ここはそんな悪いとこだろうか。