Madam toad's blog

オカシイのは私ではなく、この世界。

「本物の関係」は難しい…(?)

「本物の関係」などといっても

何をもって「ホンモノ」なのか、或いは「ニセモノ」なのか

そこからして殆どわからないのに。

 

 

本当に「本物の関係」だったのかなんてのは

実際最後まで確証はないし

個人の中で納得、或いは、信じるしかない。

 

究極的に言えば、他人のことは永遠にわからないし

自分の感覚世界を超える理解は永遠に得られない

 

この点に関しては、私はショーペンハウアーに同意する派だから。 

完璧に"他者を理解する" などとというのは傲慢な思い込みで

 

永遠にわからない 想像の域を出ない

 

 

だけど だからこそ

 

例えば、"愛おしい"と感じる自分がいるなら、その感覚に忠実に、自分に正直である事が、

一見逆説的なようで、いちばん、相手の懐に接近できる行為なんじゃないだろうか。

 

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案外、誰しも演じるのには限界があって

案外、誰しも根本は単純なもので出来上がっている

 

そんな気がしてる。

 

 

 

私は

やはり言葉のせいだと思う。

言葉の嘘に みんな騙されて、心を読む力 を落としたのだと思う。

 

この点に関して、コミュニケーション能力に関していえば、

たいていヒトより動物の方が優れている。と思う。

 

私も言語の媒介のせいで、ニンゲン付き合いは苦手。

ほんと・・・よく失敗してきた。

 

 

 

失敗を重ねて改めて思うことは、

 

やはり根本は

 

行動の中に全てがある

 

ということ。

 

 

にんげんだもの》など

 言いわけがましいものに惑わされず

 

何を語るか ではなく

何をしたか を見ていれば

その人がわかる。

 

そう 信じてる

 

というか それ以外、策はない。

 

 

 

 

 

基本的には

相手、たとえば1対1の付き合いなら、

 

自分自身が、”相手とどういった関係を持ちたいのか”

これをハッキリ持つことが最も重要なのではないかと思う。

 

 

相手がどうしたいのかに合わせてばかりとか、嫌われたくないとか、

そういう、一見すると相手を思いやるようで、実は自己保身な態度は

よろしくない。

下手をするとトラブルに発展する。

 

 

 

ずっとイイ顔してきて、というか相手に合わせてきて、、、

突然キレるとか、ハラスメントだと訴えるとか、

"実は我慢してた"

て表明は、後出しジャンケンみたいというか、

他者を欺く、立派な裏切り行為だと思う。

 

 

とにかく、”自分がどうしたいのかわからない”というのは困ったもので

他者との関係は、相互扶助とか、利害関係というか、必ずどこかに何がしかの"取引"がある。

それは見えないものでも、どんなに綺麗事を言っても

多かれ少なかれ、あるのではないだろうか。

 

「関わる」とはそういう面を含んでいる、というか元々はそこからきてる、と思う。

 

 

 

その「関係」が「本物」かどうかなど

 

しらんわ。

 

雑に言えば、ぜんぶ「本物」だろう。

夢で見たとか妄想でないなら。

 

期待に応えてくれなかったとか、嘘つかれてたとか、

そんな 他人に期待しすぎる前に、自分がどうしたいのかハッキりさせて、

関係性に自ら責任を負わないと。

 

 

 

 

 

・・・にしも、

 メールだSNSだなんだできて

なんで、逆にコミュニケーション失敗件数増えてんだかw

 

 

わしらバカだよな。ほんと。