Madam toad's blog

オカシイのは私ではなく、この世界。

「この程度は鬱じゃない」?

間違った耐性を付けてしまってたかも。そんな自己反省。

 

自分は大うつを経験してるので

この程度はただの気分の低下、ちょっと抑うつ気味なだけ。問題じゃない、て捉えちゃうんだけど

 いや、問題じゃなくないかも。

 

よく、「鬱で。」て口にする人で、大うつを知ってる人はほとんどいないと思う。

 

うつ病の怖さを知ってる人ほど、そんなこと軽く言えないと思うし、

従来のうつ病、大うつと呼ばれるものは、全く起き上がれないレベルなので

だいぶ違う。うまく言えないけど、質が違う。

 

なので、

日常で、気分が低迷してる日々が続いても、

自分のように経験のあるものは

逆に、

 

アレに比べたらまだ全然ヘーキ、頑張んなきゃ!

 

そう、考えがちである。

 

だけど、

いや、この考えは危険だわ

 

そう、だいぶ気がついた。

 

 

コレはよくない。抑うつ気分が長く続く時は、十分な危険信号なのに。

ずっとパフォーマンスが上がらない時は、セーブして、休んだ方がいい。

 

まず、

寝た方がいい。

 

 

 

この10年くらい?で世の鬱に関する捉え方は、かなり緩くなった。敷居が低くなった。

 

そう、せっかく受け入れてもらいやすくなったのに

偏見はだいぶ減ったというのに、

 

経験者は、大鬱のガチ度を知ってるせいで、逆に

「この程度は鬱じゃない」

そう考えがちな傾向は確かにある。

 

 

たとえ職場に通えていても、鬱っぽいなら、鬱と診断されることは多々あるのだから。

「この程度は鬱じゃない」

とか考えないようにしよう。

 

 

抑うつ気味が長く続いててるな、ケアレスミスが増えた、パフォーマンスが著しく落ちたな、

そう感じた時は、危険信号なのだ。

 

 

あと

当たり前だけど

自分がヘーキだからと言って、人が同じようにヘーキとは限らない。

自分が1としか感じない刺激を、人によっては5や10と感じることもある。

 

そして自分自身が、刺激に慣れてしまって感じ方が弱くなることも。

 

 

とにかく

「私は知ってるんだから」

という傲慢な態度は

他者だけでなく、自分を傷つけることにもなる。

 

 

気をつけよう。。。

 

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